11月19日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催されたアートフェスティバル「ASIA NEO ART FEST 2022」に、アーティストのヨシフクホノカとAKB48の行天優莉奈が特別ゲストとして出演した。イベントには、著名投資家ウォーレン・バフェットの孫娘であり、米フォーチュン誌による「NFTアートシーンで最も影響力のある50人」に選出されたアーティストのニコール・バフェット、シンガポールの国民的映画監督ジャック・ネオらが出演。ゲストアーティストによる作品展、アートの未来をテーマとしたトークセッション、ヨシフクホノカによる新作コレクションの発表などが行われた。
トークセッションで司会者から自身の作品の紹介でよく使われている「エモい」という日本語の意味を聞かれたヨシフクは、「ふと此処ではない何処かに心を奪われる、言葉を失ってしまうような感覚や感動」と答えた。その後、ヨシフクの新作コレクションのモデルとして紹介を受けた行天は、満席となった客席に向かい勉強中という中国語で「ウォーアイシンガポール(私はシンガポールを愛してます)」と挨拶、続けてイベント招待の感謝の気持ちを述べ、大きな拍手で迎えられた。
ヨシフクの作品に対するアジアのアートコレクターの関心度は高く、会場に展示されたアート作品と新作アパレルは早々に完売。ニコール・バフェットはヨシフクの作品について「私の大好きなロイ・リキテンスタインと日本の感性が出会ったようなスタイルだと感じました。いつか、コラボレーションできるといいですね。」と語り、来場者からは「ホノカのアートワークには日本ならではの感性を感じる」「東南アジアで人気の日本のシティポップの世界観がある」「日本のアニメカルチャーとポップアートが交差している感じが好き」などの声が聞かれた。